Optenni Labは、マルチバンド、ブロードバンド、マルチアンテナ、チューナブルアンテナシステムおよび高周波電子機器の整合回路の合成と最適化が可能なソフトウェアです。
Optenni Labでは、ディスクリート素子や分散コンポーネントの数を指定して合成できます。帯域幅とアイソレーションの目標値を達成するために最も見込みのあるプロトタイプ候補だけに絞り込むことができる、使いやすいアンテナ診断機能も備えています。近接したアンテナの相互結合を適切に考慮し、全体効率が最も高くなるような整合回路を割り出せます。可変キャパシターや可変スイッチを使った周波数チューニングという、きわめて難しい設計問題にも対応しています。
低ノイズアンプやパワーアンプの整合回路を設計する場合は、ノイズ、電力、効率のいずれかが最適となるようなインピーダンスの理想値(調波周波数でのインピーダンス値を含む)を指定できます。Optenni Labと専用の回路シミュレーターや測定機器を併せて使用することで、今まで多大な時間を割いてきた設計作業を素早く完結することができます。
Optenni社について
Optenni社は、RF回路設計の難題を解決できる専門的なRF整合ツールを提供し、各方面から厚い信頼を得ています。ワイヤレス産業の大手企業と協力し、顧客主導のイノベーションやパートナーシップにより、新しい整合回路設計ツールを開発しています。Optenni社の主力製品であるOptenni Lab™は、整合回路の設計と最適化のための専門的な機能を搭載した先進的なソフトウェアです。
「NFC製品向けの高性能の整合ネットワークを設計するのは、難解な作業です。Optenni Labは、設計作業を正しく進めるのに役立ちます」
Optenni Labは、FEKOと双方向のデータ授受が可能です。
イベントや製品の最新情報を配信しています